社労士Nのブログ

雪国生まれ、都会育ちの社会保険労務士です。非開業のため実務はできませんが、労働紛争解決人を先ず目指しています。。「せっかく。やるなら楽しく」をモットーとした日々(?)のことを綴りたい。

社労士試験のこと

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私はこの6月下旬から海外勤務になったのですが、8月下旬の社労士(社会保険労務士)試験のために一時帰国をして受験をしてきました。

 

実はこの社労士試験。前職である人事関係部署への従事をきっかけに過去2度(H28、H29)と受験してきたのですが、いずれも撃沈。

 

転勤が決まったとは言え、ある程度惜しい所まで来ていたので、このままやめるのはかなり悔しいなぁということで、転勤準備の中を縫ってガリガリと勉強もしていたのでした。。

 

社労士のことをご存じない方もおられると思いますが、人事関係の業務ではかなり有用ということで人事時代も勉強の知識はかなり役立ちましたね。一応。。

※ご参考までに関連リンクをご紹介しておきます。

社労士とは|全国社会保険労務士会連合会


でもでもやっぱり受からないことにはただの「詳しいヒト」でしかない訳で、上司に「こうこうなっています」と言ってもいまいち説得力がないのですよね(涙)

 

前回29年度の試験では、合格点まであと1点まで迫っていただけに、やっぱりそれはやめられないですよ、はい。(これが資格試験のコワーい依存性というヤツですよね。。)

 

人事の仕事からは離れてしまいましたが、転勤後のお仕事でも引き続き労務管理や(外国とは言え)労働社会保険のことは付いて回りますので、やっぱり合格したいですよね。(今後万一会社がなくなってもある程度の「保険」にはなる(はず)ですし。。)

 

前置きが長くなりましたが、わざわざ一時帰国して何万円も航空券代を出して受けてきました。

受験会場は過去2回落ちてきた会場とは違うところを出願時に希望していたのですが、帰国して自宅に届いていた受験票をピラリと開くと希望通りのところで、根拠も無く安心しました。

 

さすがに3回目となると、「これで受からなかったら、また同じ勉強を続けるのはどうしてもイヤ!」という気持ちもあって、また家族に「もう1回やりたいんだけど、、」なんて頭を下げている姿を想像しながらも、「いやいや、こんな弱気ではイカン!」と前日の土曜はは8時間近く復習に費やしました(ホントは試験前日は静かに瞑想してた方がいいらしんですけどね)。

 

試験当日、午前午後と展開される5時間近い試験の間はただただ必死に、ただなぜか淡々と問題をこなすことができていたように思います。(でも実際は「こんなの知らないよー😭」などと首を実際に1問毎にかしげながらマークをしていました。)

 

試験終了してもただただコワくてコワくて、正直自信はまったくなかったのですが、びくびくドキドキしながら実家で母親の前で予備校のTwitterに次々に発表される解答速報を震える手で答え合わせをしていました。

 

結果、昨年度本試験の点数を大幅に上回る自己採点を確認することができました。

あくまで自己採点であり合格ではないのですが、いわゆる合格確実な点数を自分がとることができた事実が信じられず、またあまりにも嬉しすぎて、母親の前で床にのたうち回って喜んでしまいました。。(この時のために勉強してきたわけではないですが、やっぱり本当に嬉しい瞬間でした。)

 

本当の歓びは合格発表である11月9日まで我慢すべきなのですが、当日になぜかマークシートミスで落ちていたなんて悪夢は考えることなく、楽しみに当日を待ちたいと思います。

 

社労士試験は司法試験や公認会計士試験のような人生を変えるような試験では決してないと思います。

ただ、社労士の活躍分野は、今後いいえ既に迎えている日本社会の少子高齢化やまた外国人への雇用解禁の流れを考えますと、かなり有益な資格ではないかと自分では考えています。

 

合格しているならば、帰国後資格登録をさせて頂き、自分ができる範囲での活用を考えていきたいと今は思っています。(甘いかもしれませんが)