私の学習の振り返り その1
3年余りにわたる勉強を少し振り返ってみたいと思います。
決して短期合格でもなく、効率的な学習もできませんでしたが。。
1.受験のきっかけ 〜無謀〜
平成27年4月 異動で人事課を内示されたため社労士受験を決意。これが社労士受験のきっかけでした。どうせ仕事をするなら知識があった方が楽だろうな、という本当に甘い考えでした。。
この時点ではなんとなんと「奇跡の4ヶ月合格だー!」などと呑気なことを考えていました。今思うとなんと無謀だったか!と思います。。
5月に人事課着任。思う以上にハードな仕事に全然勉強ができず、テキスト1册のみの準備だったので、学習らしい学習もできず本試験は棄権しました(汗汗。。)
(実は届いた受験票の会場が東京ビッグサイトだったので、「なんか遠くて、大きな会場は落ち着かないからなぁ」なんて言い訳もしていました。すみません。)
2.1度目の受験〜インプットもままならず〜
27年10月に通信教育のフォーサイトで本格的に学習を開始しました。
人事課の仕事もかなりの忙しさだったので、ただただ毎晩講義CDを聞くだけの日々を送りました。(定期的に送付される教材に追い立てられて精神的にも辛かったですね。)
この年はひたすらフォーサイトの教材をこなしていましたが、インプットするのに必死で完全にアウトプット不足でした。
2度ほど受けた模試でも、毎回択一は30点台半ばで、全く手応えも自信もありませんでした。
で、平成28年度の試験では選択28、択一40で択一が2点足りず不合格となりました。模擬試験よりは点が上がったので、少し希望の持てる結果ではあったかもしれません。
3.2度目に向けて 〜本気〜
2年目の勉強に入りましたが、フォーサイトのテキストが持ち歩くには大きすぎたのと、フルカラーの印刷が自分には合っていないように思いましたので、テキストを変更することにしました。
テキストは悩みに悩んでLECの出る順テキストを購入しました。そうです独学を選択しました。
2019年版出る順社労士 必修基本書【2分冊合冊/セパレート式】 (出る順社労士シリーズ)
- 作者: 東京リーガルマインド LEC総合研究所社会保険労務士試験部
- 出版社/メーカー: 東京リーガルマインド
- 発売日: 2018/10/13
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このテキストは単色で自ら重要部分をマーカーでなぞることができたので、フォーサイトとは真逆でした。問題集も同じく出る順ウォーク問を全科目繰り返しました。
ただ、この年の反省点を述べるとすれば、膨大な試験範囲に翻弄されるあまりに、いわゆる「まとめ本」に頼り過ぎて、テキスト読みを完全に疎かにしたことでしょう。
使用したまとめ本は、かの有名なTACのものです。
みんなが欲しかった! 社労士全科目横断総まとめ 2018年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)
- 作者: TAC社会保険労務士講座,仲尾将一,跡部大輔,滝澤ななみ
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2017/12/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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連日LECの一問一答を解きつつ、このまとめ本に線を引き、書き込みをし、足りないところは付箋に書いて貼り付けをしました。(以下のような感じです。)
この年はさすがに全範囲をしっかり過去問解きもし、法改正セミナーも受講し、模擬試験も4度ほど受験。さらに辰巳法律研究所の3日間直前特訓まで受講したという完全体制(自分ではそう思っていた)で臨みました。
そうです、本気で合格するつもり、でした。。(上記の3日間特訓の択一演習でも60点を取り、「大丈夫だろう!」と安心もしてしまった、、←これがいけませんでした!)
迎えた29年度本試験。結果としては択一は45点という基準点ちょうどでしたが、選択の健保にやられました。見たとたんに確実に分かるものが1つしかなく、あとは正直初見。こんなのみんな分かるわけない!と信じていました。
会場を飛び出してもらった速報を見ると、絶望の1点! 不合格確定の宣告でした。。。
あの時ほど目の前が真っ暗になったことはありませんでした。
思えば、選択健保の空欄のうち2つは無理でも、あと2つは少なくともテキストにちゃんと書いてある内容だったのです。
自らの学習方法をこの時ほど悔やんだことはありません。
辛くて辛くて、学習時間管理アプリのアカウントも消去したり、Twitterも全て削除したりとかなり荒れましたね、実は。。
4.3度目の正直へ 〜踏み出せぬまま〜
その後実際には再受験の決意もできぬまま、3ヶ月4ヶ月が経過してしまったのでした。
この時点で、もう自分には社労士は無理なんだろうかな。もうほとんど知識なんて忘れてしまっているし、と何度天を仰いだかしれません。
気分転換に全く別の試験(旅行業務取扱管理者、食生活アドバイザー)を受けたりして、気を紛らわせていました。。この時点ではもしかすると半ば社労士を諦めていたのかもしれません。
社労士学習に戻れたのは、なんと平成30年も明けてしばらくしての1月、2月くらいでした。かなり遅い再スタートでした。
「再開したはいいけどどうなんだろうか?」と正直感じながら過ごしていましたね。
ただ、実はその直前に職場で、元従業員との労働トラブルがありまして、個別労働紛争のあっせんに使用者側として参加しなければならない事態となりました。
その時に、いくら勉強していても自分はなんにも役に立たないな! 早く本物の資格者になって実践で役立たせたい!と心から思ったのです。
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なんだか長くなってしまいました。。
それだけ受験期間が長かったんですね。。
3年目にどのような学習方法を取ったかは次項に譲りたいと思います。
(ちょっと疲れましたので^^)